東証大幅続伸は30年4か月ぶりの高水準
株価が高水準で終わった令和2年12月29日の東京株式市場ですが、バブル経済期以来の高値を回復したとの事です。
果たして
「好景気だ!経済は成長している!」
って事でしょうか?
実際は、世界中で金融緩和していて、お金がジャブジャブの状態です。
そして銀行はお金に困っている人よりも、お金に困ってない安心安全な人や企業により多くの資金を貸し出すので株式市場にはお金がどんどん流れ込んできます。
ですから、実体経済と株価がどんなに解離していようが今の株価は簡単には下がりません。
多くの人が「景気がいい」とか「経済が成長している」と実感できてはいないと思います。
株価に考え方について
株価って?株価が高いと景気はいいんじゃないの?
そんな方もたくさんいると思います。
考え方から言うと、株価は未来への期待値です。
ですが、今の株価が高い原因は未来への期待とは少し違う気がします。
これだけお金がばら撒かれれば、株価が上がるのは当然といえば当然です。
今後、ワクチンなどの供給が上手くいってコロナに対する不安が無くなると、一気にバブル経済へと突入するかもしれませんし、<今は下火ですが、観光業などの反動は凄いかもしれません。
実際、今の日本をみて「景気が良くなっているから」という理由で株を買おうとは思わないでしょう。
日本の株価が上昇する理由
色んな要素がありますが、香港の中国化が進んでいる中で資金は間違いなく香港から逃げていると思います。
そして、香港に代わる国際的な金融センターの受け皿が必要になります。
米・英の動きや利害関係を考えるなら、やはり日本になるのでしょう。
いい意味でも悪い意味でも日本はアメリカの影響を大きく受ける国ですからね。