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てんかんの症状とてんかん薬治療など様々な対応策について

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てんかんの症状を知って、てんかんの原因を探る

てんかんはいつ、誰がかかってもおかしくない病気です。
あなたも、あなたの傍にいる方も、明日あさってに突然てんかんになってしまう事も考えられるのです。

それだけ、てんかんとはありふれた病気ですので、てんかんと診断されたからといって慌てる必要はありません。

日本では人口の約1%弱の方がてんかんであると言われています。
100万人以上の患者がいると言われており、現に私の周りにも数名のてんかん患者がいます。
また、私の周りのてんかん患者はきちんと完治された方もいるので治療をきちんと行えば、それほど深刻な病気ではないと言えるでしょう。

この病気は特徴があり、普段どおりの生活は送ることが出来るのですが、時々突発性の発作を起こすといった症状です。
突発性の発作ですので予期することも難しく、発作による弊害があることは間違いありません。

てんかんで気をつけることは、発作のタイミングです。

てんかんの発作が起きると言うことは、当然発作を起こした本人は発作後の対応が出来なくなります。
その状態でおきてしまう二次被害を避ける事が大切のように思います。

てんかんの発作と言えば、突然倒れこみ顔色が悪くなって口から泡をふいて・・・と思われる方が殆どではないでしょうか?
しかし、そのような症状は一部の患者のみで起こる発作なのです。

大人のてんかん症状に多いのが、意識がぼんやりする、夢を見ている感じ、手が無意識に、目的も無く動作するといった症状も見られるのです。
てんかんを診断されても、きちんと治療を行えば治る病気です。

ところで、てんかんの原因は何でしょうか?
どうして突然、てんかんと診断されたのか不思議な方も多いのではないでしょうか?

てんかんの発作がおきてしまうメカニズムを簡単に説明すると、脳の一部にごく微小の傷があるのです。
その脳の傷の部分の脳細胞が、その周りの脳細胞とは異なった電気を放出しているからなのです。

でも、「どうして脳に傷が入ってしまったの?」と思ってしまいますよね?

一般的にも様々な意見があるのですが、例えば出生時に低体重だった、頭を強打したことがある、脳に感染症などの病気を患ったなど、人によっても原因は様々なのです。

ある種のてんかん患者の統計のようなものであり、脳に傷がある原因までは分からないのです。

脳波を検査すれば脳の現時点の状態は把握出来ますが、てんかんの原因となる傷が「いつごろ、何故出来たのか?」までは特定出来ません。

したがって、てんかんの原因を探るには、今までの既往症暦や事故暦などの経験から推測していくしかないのです。

 

てんかんの症状と発作時の対応

てんかんの症状といっても、てんかんの種類にも沢山あるので、一概に「てんかんの症状はコレです!!」と断言が出来ないところもあります。

しかし、てんかんは発作を伴なう病気であり、患者の症状としてはてんかん発作と呼ばれるてんかん特有の発作を起こします。

てんかん発作は多くの種類がありますが、代表的なてんかん発作を知っておきましょう。

・複雑部分発作(側頭葉てんかんなど)
僅かな時間の間、意識がぼやけてしまう。
目的の無い行動を行う。

・全身痙攣発作
数分間、意識を失い倒れる。
手足が突っ張った状態になったり、痙攣する。
呼吸が止まり、顔色が青くなる。

・単純部分発作
体の一部が痙攣を起こす。

・自律神経発作
突然の吐き気や痛み。
他の発作と併発する事が多い。

また、てんかん時の発作は落ち着いて周りが対応出来れば問題は無いと言えるでしょう。

しかし、なかなか冷静な判断や対処が出来ないのです。
てんかん発作時の観察ポイントを知っておきましょう。

 

<てんかん発作の観察>

・意識の有無
呼びかけに応答出来るか?

・意識の戻り
徐々に戻るのか、突然戻るのか。
意識を失った経過時間。

・痙攣の有無
部位が痙攣するか。痙攣の種類、体の部分、時間。

・転倒時の状態
ゆっくり倒れたか?硬直が見られるか、脱力状態か?

後々に医師に対して、発作の状況や症状を正確に伝える事が出来るように対応しましょう。

 

てんかん発作には危険が伴ないます。

てんかん患者本人が対応出来ない事も多くありますので、周りにいる方々が注意してあげることも必要になってきます。
てんかん発作の危険と発作の介助時の注意、その他の発作対応を挙げてみましょう。

<てんかん発作の危険>

・痙攣を伴なうてんかん発作
舌を噛む、窒息、溺水の危険性がある。
長時間痙攣時の脳障害等の危険。

・意識消失
転落、転倒の危険性。
歩き回る時は自動車事故、溺水の危険性。

・発作時の転倒
頭部顔面の強打、打撲の危険性。
外傷や出血、脳内出血の危険性。

<てんかん発作の介助時の注意>

・痙攣を伴なうてんかん発作
体を横にして、頭を打たないように敷物をする。
周りの危険物を除く。
誤嚥を予防するが、口の中に指を入れない事。

・意識消失
抑え付けずに患者の行動を抑制せずに監視する。
動き周る時にはすぐ後ろをついて歩く。
声を適度にかけて回復状況を判断する。

・発作時の転倒
ゆっくり倒れる時は支える。歩くときは腕を組んでおく。
転倒から頭部を守れるように保護帽をかぶる。
周りが騒がないようにする。

その他の注意としては、入水時には気をつけておきましょう。
出来るだけご家庭での入浴時には、お湯を少なくしておくことが大切です。

また、浴槽の湯がすぐに抜けるようにしておきましょう。
転倒時の怪我ややけどにも注意が必要です。

 

次に「てんかんの専門医っているの?」って思われる方が多いと聞きます。

確かに、てんかんの専門医は存在していますし、てんかんの治療を専門とした病院や学会も存在しています。
しかし、よほどの権威のある医者や、治療に優れた医者ならわかりませんが、北海道に居るのに九州の専門医を尋ねる方は居ないと思います。

必要な事は、専門医ではなく良い医者を探すことであると思います。
てんかんの知識を持ち、沢山のてんかん患者を付き合いのある良医は身近に沢山いらっしゃいます。
名医、専門医を探すのではなく、てんかん患者と真剣に向き合ってくれる医者がいる地元の病院を探すことが大切です。

もちろん、てんかん専門の病院があれば、そこに従事する医者は専門医であると言えるでしょう。
ただし、先述したようにてんかん患者は多く、そういったてんかん専門医には多くの患者が殺到することでしょう。

悪い事ではありませんが、患者ひとりひとりにかける時間も少なくなる事が予想出来るのではないでしょうか?
出来れば、身近で地域に密着した、知識のある医者や病院を口コミなどで探す事が結果的にはいいのかもしれません。

 

てんかんに効く薬についても知っておきたい情報です。

抗てんかん薬は数種類ありますが、通常の抗てんかん薬は医師に処方してもらう事になります。

抗てんかん薬は発作を抑制する為に投薬されますが、抗てんかん薬の注意点は副作用にあります。
この副作用の代表として、眠気やふらつきです。
脳の正常機能にも抑制をかけてしまうので、眠気やふらつきといった症状が出てしまうのです。
抗てんかん薬で発作を抑えても、副作用の心配があるわけです。

このことが関係しているのか、現在ではてんかんに漢方薬を飲用する機会が多くなってきた様子です。

てんかんの専門医でも、てんかんに漢方薬を処方するところもありますし、漢方薬専門店や町の薬局にも薬剤師に相談すれば、簡単にてんかんに効く漢方薬が手に入ります。

漢方薬にももちろん副作用があるのですが、患者の体質などに注意すれば副作用は少なくなるでしょう。

ここで、ひとつ注意すべき事は、てんかんに対する漢方薬は、体質改善をメインとしていると言うことです。
漢方薬を飲んだからといって必ずしも発作が起きないとか、完治するといった事ではないのです。

これは医師の処方する抗てんかん薬についても同様です。
医師や薬剤師に相談しながら薬を飲むことが大切です。

効果的な薬の飲み方としては、西洋医学の抗てんかん薬で発作を抑制しながら、発作を誘発する体質改善の為に、東洋医学の漢方薬を処方するといった事でしょう。

薬には飲み合わせや副作用がありますので、医師や薬剤師には必ず相談してから処方するようにしましょう。

 

てんかん患者の生活環境を整えよう

てんかんの患者でも、運転免許を取得することは条件付で可能となっています。

大きな条件としては、「再発の恐れがない事」です。
しかし、再発の恐れが無い=完治となってしまいます。

それでは「てんかんが完治しないと、運転免許が取得出来ないのか?」というとそうではありません。

てんかん患者の運転免許の取得条件として、
・過去2年間に発作が起きていないこと
・発作が睡眠中に限っていること
・発作が少なく、過去1年間に意識障害を起こしていないこと
などが上げられます。

この条件もてんかんの種類によって変わってきますが、てんかん患者が運転免許の取得に大切な事は、医師の診断書を取得する事です。
医師のお墨付きがあれば、運転免許の取得は可能と言えるでしょう。

もし仮に診断書を出したてんかん患者が事故を起こしてしまうと、医師としても問題があるので、きちんと治療をしている患者でないと診断書は発行しないでしょう。

例えば、
・決められた検診に行かない
・処方された薬を飲んでいない
・治療に前向きではない
・生活環境が悪いのに改善しようとしない
などといったてんかん患者に対して、「問題ない」と言い切る医師はいません。

もし、てんかん患者のあなたが運転免許を取ろうとするならば、まじめにちゃんと治療を行う事が大切なのです。

 

てんかん患者も運転免許が取得出来る様になったと同時に、万が一に備えて自動車保険に加入することは、必要不可欠であると言えるでしょう。

ここ数年で発作が出ないと言っても、必ずしも発作が出ないとは言い切れないのが現状です。
しかも自動車を運転するとなれば、もちろん運転中に発作が起こってしまう事も考えられます。
てんかん患者が運転中に発作をおこしたとしても、「発作が起きたからブレーキを踏もう」という動作は出来ないのです。

現に私の知人が運転中にてんかん発作を起こしてしまいました。
幸い、運転中というよりもドライブスルーに入った瞬間で、そのまま店舗にゆっくりとクリープで追突しました。
当然、本人は意識がなく痙攣を起こしたのでどうする事も出来なかったのです。
周りには人もいず、スピードも出ていなかったので大事に至らなかったのですが、考えると自動車の運転は危険とも言えます。

てんかん患者が運転をする際には必ず自動車保険に加入しましょう。

では、てんかん患者が自動車保険に加入出来るのかと言えば、出来ない場合もあるし、出来る事もあります。

また、自動車保険に加入出来たからと言って、事故を起こした全てに対して保険が適用出来るかと言えばそうでない場合もあります。
告知義務違反や、事故時の状況によっては適用出来ない場合も出てきます。

自動車保険に加入する事は絶対的に必要ですが、加入後の対応や、万が一の事故について、きちんと保険会社の担当と話をしておきましょう。

また、保険会社によっても回答が変わってくるケースも考えられますので、出来れば自動車保険は数社で検討してみてはいかがでしょうか?

 

てんかん患者が発作等を起こしてしまう事を考えると、普通の人に比べて死亡する確率が高いと判断されます。
この事から、数年前まではてんかん患者は生命保険や医療保険に加入出来ませんでした。

しかし、今では生命保険も医療保険も条件が緩和され、てんかん患者でも加入出来る可能性が高くなりました。

全てのてんかん患者が、生命保険や医療保険に加入出来る訳ではありませんが、ここ数年の発作暦や、医師の診断書で加入が認められるようになりました。
しかし、根本的な所で「死亡する確率」から言えば変わってはいないので、ある程度の割増や条件付といった事になります。

てんかん患者であれば、既往症がてんかんになる訳ですが、生命保険や医療保険に加入する目的で、告知義務違反を犯さないようにしましょう。
告知義務違反で仮に加入が出来たとしても、万が一の時に保険金が支払われない事になります。
また、保険金を受け取ってしまえば保険金詐欺と言われてもおかしくないのです。

今では生命保険も医療保険も数多くあり、保険会社も沢山ある時代です。

それぞれの保険会社には色々な特徴などがありますので、てんかん患者が加入出来る生命保険や医療保険をまず探してみることが必要です。

今ではインターネットを利用して、複数の保険会社への一括見積もりも可能です。
相談等も出来ますので、必要であればそういった一括見積もりを利用する事もひとつの手だと思います。

 

ドッグタグをご存知でしょうか?

ドッグタグやIDプレート、迷子札などと呼ばれていますが、簡単に説明すると、あなたの情報を示したものをブレスレットやペンダント等として身に着けておくことです。

ここ数年ではドッグタグやIDプレートといった商品は、ファッションアクセサリーとして流行し、普段からブレスレットやペンダントとして身に着けている方も見かけるようになりました。

医療用としても、メディカルIDや医療識別票などと呼ばれており、知っている方も多いのではないでしょうか?

てんかん患者の、てんかん発作についての知識を持っている方は多くありません。
あなたがてんかん患者で、もしひとりで行動するのならば、突然の発作に備えてドッグタグを携帯しておくことをお勧めします。

ドッグタグのプレートの裏側に刻印として、氏名、血液型、連絡先はもちろんの事、既往症の対応方法などを記載しておくのです。
そうすれば、あなたが突然発作を起こしたとしても、周りの方に対応してもらうことが期待出来ます。
発作を起こしてしまっては自分ではどうする事も出来ないので、ドッグタグやブレスレットの携帯等をお勧めします。

ドッグタグやブレスレットは、ファッションの一部としても機能しますので、そんなに抵抗はないと思います。
他にも、刻印しないタイプのリストバンド型や、QRコードの読み取り型などもありますので探してみてはいかがでしょうか?

 

てんかんをもっと知っておこう

てんかんの脳波についてのお話です。

てんかんの診断には脳波の検査が欠かせません。
てんかん患者の脳波は、てんかん性異常脳波として表れますので、脳波を見ればてんかんだと判断できるのです。

しかし、絶対に計測出来るかと言えば、そういう訳でもないのです。
頻繁に発作が起きている患者の方の脳波は、比較的見分ける事も可能ですが、発作が抑制されている方は見分ける事が出来ない場合もあるのです。

脳波を測定する際には、覚醒時脳波記録と睡眠時脳波記録があるのですが、てんかん患者に関しては両方の脳波記録を行わなければいけません。
どちらか一方では完全に脳波を測定出来たとは言えませんので、検査や診断を行う際には覚えていきましょう。

もし、あなたが検査に行った病院で、どちらか一方の脳波記録しかしないのであれば、医師に相談して説明を受けましょう。

 

てんかん発作の原因は人それぞれなのですが、共通している所も分かってきました。

てんかん発作を誘発する行動としては、
・睡眠不足
・TVやPCなどの過剰使用
・強い光やフラッシュを目視する
・音や模様など特定の誘発原因
・過度のストレス
・不規則な生活環境
などがあげられます。

てんかん患者であれば、まず生活習慣を見直して、規則正しい生活を行う事が一番に出来る事であると思います。
この事は、特にてんかん患者に限った事でもなく、生活習慣を見直し、規則正しい生活を送る事で防ぐことの出来る病気は多くあります。

また、私の知人は特定の景色にてんかん発作を誘発されるらしく、例えば目が回るような景色や模様に対して発作が起こってしまうといった事でした。
詳細にてんかん発作の原因を突き止める事は不可能なのですが、少しでも危険を回避する必要はあります。

これは過去に、医師から「わかり易い説明を」とお願いした時に聞いたものです。

「てんかん発作は、脳の傷のある部分がスパークするのです。
しかし全ての行動等において、脳の傷がある部分を脳が使用する事もない。
ある特定の行動をする事で、脳の傷のある部分の回路を通り、スパークする。
結果として発作が起こるのだ。」

という説明を伺いました。

これからすると、特定の行動を理解して避ける事が出来れば、発作回数を軽減する事が出来るのかもしれません。

 

てんかんの専門書もあるようです。
こういった書籍は、ないよりもあった方がいいと個人的には思っています。

今は色々な病気や症状が載っている家庭の医学本もありますので、そういった病気全般の書籍と合わせて、専門書も備えておきたいものです。
かといって、専門書を沢山持っている必要性もないのではないでしょうか?

例えば、てんかんの専門書を読んだからといって、てんかん発作で倒れ、足を強く打って腫上がった時。
あくまで例ですが、こういった時にはてんかんの専門書を読んでも、足の打撲の対応については書かれていません。
こういった時には家庭の医学本が役に立ちます。

私も2年に一回は購入してますが、とっさの病気には非常に役に立っています。

書籍が無くても、今はインターネットもありますし、病院もあるので色々な情報には事欠きません。

しかし、突然の怪我や病気ともなれば、調べる時間が限られてきます。
目次のある書籍の方が、実は便利であったりする物です。

病気に関する書籍を探すのであれば、てんかんなどの専門書と、様々な病気に対する処置法が書いている家庭の医学本をお勧めします。

 

てんかんは完治するのか?と言えば完治するとの答えが多いようです。

てんかんの完治とは、脳波に異常が無く、抗てんかん薬を必要としない状態を指すようです。

本来であれば、脳に傷を負った状態であれば、傷が癒えた状態を完治というのでしょうが、てんかんはてんかん発作が起こらない状態が続けば、完治したとみなされます。

それまでには、かなり長い時間を必要とする場合が多いので、てんかんは完治しないと諦めず、医師に決められた事をきちんと行って治療していく事が大切です。

てんかんの治療は、抗てんかん薬によって、てんかん発作を抑制しますが、治療の途中でてんかん発作が起きてしまうと、さらに薬を増やすといった状況になってしまいます。

時間が経てば、徐々に発作も出なくなり、薬の量も減ってきます。

最終的には薬が無い状態でも、てんかん発作が起きない状況まで治療する訳ですから、時間がかかるのだという事をきちんと認識しておきましょう。

病気に関しては、焦ってしまってはメンタル的にも良いことはありません。
まずは気持ちを落ち着けてから、病気と向き合っていく姿勢が大事なのです。

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