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若年無業者の就労支援をしていた時に気づいた事や問題点など語ります

投稿日:2020年12月1日 更新日:

若年無業者とは

若年無業者とは15歳から39歳までの配偶者が居ない独身者で、家事も通学もしていない非労働者の事です。

非労働者には完全失業者と言われる求職活動をしている人は含まれません。

一般的には、「ひきこもり」「ニート」と呼ばれる方です。

私は約1年半の間、この若年無業者の就労支援に携わってきたのですが、そこで気づいた多くの問題点や解決方法について私なりの意見を語ってみたいと思います。

 

若年無業者は高学歴者にも多い

学校も行っていない、仕事もしていない、仕事を探す気も無いって人は、中卒や高校中退者ばかりだと考えがちですが、実は意外にも高学歴者も多いんです。

私の知っている限りでは、関東の有名私立大学であるW大卒の者、旧帝国大学卒の者、地元国立工業大学の大学院に行った者などです。

彼ら全員に共通しているのは、子供の頃から常に成績はトップクラスであり殆ど挫折を味わった事が無いという事。
そして、与えられた課題や問題に関しては確実に実践できるという事です。

ここに問題点があります。

与えられた問題に関しては素早く確実に実践が出来るのですが、ある大きなテーマを与えられてその中から自分で考えて絞り込んだ問題に関して自分なりの意見をまとめる。

こうなると難しいんです。

例えば野球を例にすると、「キャッチボールをしろ」とか「素振りをしろ」とか「ランニングをしろ」と指示された事は出来るけど、「今日1日は自分で考えて練習しろ」と言われると何をしていいのかわからないという事です。

そして、そこで躓き初めての挫折を味わい解決策が見つからないまま引きこもりになるというケースです。

勉強も大事ですが、挫折であったり友人とのコミュニケーションであったり恋愛であったり失恋も成長には欠かせないプロセスなんだと思います。

 

生活保護家庭の子供は無業者になりやすい?

一概には言えませんが、生活保護受給者の家庭で育った子供は無業者になる傾向は比較的高い傾向にあります。

幼少期から何らかの理由で親が働けず生活保護を受給されている家庭の場合、親が仕事をして稼いできたお金のありがたみや大切さを知る事が出来ません。

給料日に「今月もありがとう」と言っている母親の姿。
給料日過ぎの週末に毎月家族で食事に出かける習慣。

こういった光景を幼少期に見たり経験できないのは少しかわいそうな気もします。

又、ちょっとひどい言い方になりますが、働かなくても生活できる環境で育っているので働く意欲が高くなりづらいのもわかりますね。

そんな家庭でも自分は働こうと気持ちを切り替えて働く者もいますが、ここで問題が起きます。

生活保護費は地域や年齢や世帯構成で変わります。
そして、生活保護の家庭の場合は稼いだ給料が生活保護から減額されて給料が生活費に充当されることになるのです。

私の知っている例では、頑張って月に15万円くらいの給料をもらったけど自分の手元に残ったのは2~3万円だったという女性がいました。

他には「あんたが働くから保護費が減らされた」って働く子供に対して怒鳴る親もいるようです。

方法としては別居して世帯分離をする方法があるのですが、一人暮らしをするにも未成年の場合は親権者の同意が必要ですし成人していても同意人・保証人の問題や敷金・礼金が必要な場合もあり乗り越えなくてはならない難しい課題がたくさんあります。

 

地域と家族の協力で若年無業者を減らそう

まずは、若年無業者の存在を知らなくてはいけません。
一般に言われる「引きこもり」の方が自ら表に出てくることは殆どありません。

今は厚生労働省なども若年無業者の就労については力を入れていますので、パンフレットや広告などが出回っています。

まずは家族の方がそれを手にされること。
次に近隣の方で、そんな悩みを聞いたことがある方はそのご家族に教えてあげること。
地域には多くのボランティア団体もありますので、そこに協力を依頼すること。
市町村の社協などの福祉関係の窓口で相談すること。

企業においては、偏見の目で見ることなく就労体験から就職までサポートしてあげることが大切だと思います。

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