慢性疲労症候群のチエックと原因と治し方!初期症状やうつ病との違い

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慢性疲労症候群と疲労感

慢性疲労症候群とは、
原因不明の強い疲労が長期間に渡って
持続する病気の事を言います。

この病名だけを聞くと、
ただ単に疲れた感じが続く
病気であると感じてしまいますが、
実はみんなが日常的に感じている疲労とは
全く異なるものなのです。

疲れが取れにくいといった類ではなく、
ちょっとお出かけして歩きすぎて疲れた、
夏にキャンプや海で泳いだりした後に感じる
「疲れた」という疲労であれば、
病的な意味合いは殆どなく、
時間と共に疲れも癒えますし、
休息を取る事で回復していくものです。

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しかし慢性疲労症候群とは、
このような一般的な疲労とは全く違うもので、
精神疾患とも言える、
精神障害の一種なのです。

しかも日本での認知度はかなり低いとされ、
うつ病や睡眠障害であったり、
その他の精神疾患と
診断されている事も多いようで、
隠れ慢性疲労症候群として
症状の予備軍を含めると、
かなりの人数が居るのでは
ないかと言われています。

慢性疲労症候群の疲労とは、
私たちが日常的に感じている
身体的疲労や肉体的疲労の場合とは違い、
精神的疲労の部分が多いとされており、
なかなか症状に気づかない、
あるいは病院で誤診されていたりする懸念もある、
難しい病気だと言われています。

本来で言うところの疲労とは、
身体的または精神的疲労に分別され、
痛みや発熱と同じく、
私たちの体の異常を警告しているものです。

これらの警告の症状を感じた場合、
私たちは自然と休息を取ろうと感じるために
時間をかけて休息を行います。

慢性疲労症候群の患者の場合は、
この警告が過剰反応したりすることで、
急激な疲労感に襲われる事になり、
これらがさらにストレスを生むことで
悪循環を作り出します。

この時点で、精神的な疲労と
身体的疲労とが重なり合い、
様々な症状が生み出されてしまうのです。

身体が疲れたと感じる疲労や、
それらが日常的に起こっている
慢性疲労とも全く違った症状の
病気であると分類されていますので、
軽度に考える事無く、
常に疾病としてのケアや休養、
専門家の治療が必要だと言えるのです。

 

慢性疲労について

疲労感を感じる方

疲労感を感じる方は
かなり多いと思いますが、
その疲労感は身体的なものなのか、
あるいは精神的なものなのかによっても
改善方法や今後の対策も
全く違ってきます。

また日常から感じている疲労感は、
毎日の食事や就寝等で回復されていきます。

しかし慢性疲労症候群となれば、
全く違った症状であると言え、
日常生活が出来ないくらいの
深刻な病気であり、
睡眠を十分に取ったからだとか、
食事を沢山食べて休息を取ったからと言って、
改善されていくものではありません。

慢性疲労症候群になると、
日常生活に支障をきたすほど
全身への倦怠感が引き起こされます。

ヤル気が出て来ないだけではなく、
気力と体力が奪われていきますし、
睡眠障害や気分障害までも
併発する恐れがあります。

例えば家事や育児で身体的にも
精神的にも参っている、
そのように理由がはっきりと
分かっている疲労であれば、
慢性疲労症候群ではないと診断されますし、
ある程度の改善策は考えられると思います。

原因不明の疲労感を感じている方が、
慢性疲労症候群の可能性が
高いと言えるのです。

慢性疲労症候群のチェック

慢性疲労症候群のチェック項目があり、
これらに該当するのであれば、
慢性疲労症候群の
可能性があると言うことです。

通常言われている疲労感や
慢性疲労とは違った症状ですので、
しっかりとした違いを認識して、
治療等を行わなければならない
疾病だと言えるでしょう。

ここで慢性疲労症候群の
チェック項目を挙げてみましょう。

1.徴熱ないし悪寒が続く
2.咽頭痛を感じている
3.筋力の低下を感じる
4.全身あるいは特定の部位に
筋肉痛や関節痛を起こしている
5.全身の倦怠感が24時間以上続く
6.寝付けない、眠りが浅い、
睡眠が足りていないと感じる
7.物忘れが激しく、思考力も低下している

これらに該当すると感じる方は、
慢性疲労症候群の疑いがある
可能性もありますので、
症状が改善されないのであれば、
最寄の専門医へ相談してみましょう。

また精神的な疾患であると
間違えられたり、
精神疾患を併発している
可能性もありますので、
うつ病など診断された事がある方は、
慢性疲労症候群の疑いが
高いとも言えるのではないでしょうか。

疲労と食事

疲労と食事とは密接な
関係があると言えますし、
食事をきちんと取って、
規則正しい生活習慣を
過ごしているのであれば、
さほど疲労を感じる事も
少ないのかもしれません。

それだけ食事は私たちの生活に
密接な繋がりがあるのですが、
疲労を回復する為の食事には
沢山の栄養補給を
行っていく必要があります。

この事は何となく理解
出来ていると思いますが、
慢性疲労症候群の場合は、
食事だけで改善を図っていく事は
むずかしいと言えるのではないでしょうか。

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とはいえ、アメリカやイギリスでは、
慢性疲労症候群に対しては
食事療法が最も効果的であると
提唱されており、
今でも続いています。

しかしこれらが私たち日本人に合うのか
どうかと言った問題もあり、
日本ではあまり知られていないのが
現状のようです。

アメリカとイギリスの
食生活の違いもあるでしょうが、
ここで慢性疲労症候群を改善する
食事療法を紹介します。

<摂取を禁止するもの>
・砂糖などの糖類
・糖度の高い果物類
・穀物類
・アルコールやカフェイン

<摂取を控えるもの>
・肉類
・牛乳などの乳製品
・バターやマーガリンなどの油脂
(オリーブオイル、ゴマ油は可)

<摂取するもの>
・大豆食品
・野菜類(生野菜)
・海藻類

またこれらを1日2食で行ない、
1週間に1日は断食を行う事が
良いとされています。

ダイエットにもなりそうですので、
慢性疲労症候群だと感じる事があれば、
食生活を改善してみるのも
ひとつの方法かもしれません。

 

慢性疲労症候群を治そう

慢性疲労症候群の原因

慢性疲労症候群の原因とは
一体どのようなものなのでしょうか。

実は慢性疲労症候群の原因については、
未だに解明されていない病気なのです。

現在のように医学が進歩している時代でも、
原因の分からないとされている疾病であり、
様々な発症例はあるものの、
日本人は間違えて診断されていたり、
あるいは症状はあるものの、
病気自体に気づかなかったりする事が、
原因解明への研究の
遅れなのかもしれません。

年齢別に見ても、あらゆる年齢層の
あらゆる職業で発症例があり、
以前言われていた
「真面目な女性に多い病気」
と言うのが迷信であると言われています。

また症状も曖昧で、
あらゆる検査を行ったが身体に異常はなく、
ただ身体的や肉体的に疲労感を感じ、
微熱を伴なったりする症状が
長い間続くようです。

疲れの原因がはっきりとしている場合には、
慢性疲労症候群という判断は下されませんが、
ただの微熱や疲労感とは異なった
症状であるとは言えるでしょう。

ここで言える事は、
理由のはっきりとしていない
疲労感が長期間続く場合は、
身体的疲労よりも精神的疲労を疑い、
その場合は早めに専門医へ
相談を行うといったところでしょうか。

慢性疲労症候群と、
日常的に言われている疲労感、
慢性疲労とは全く違ったものであるとの
認識が必要です。

慢性疲労症候群の治療

慢性疲労症候群の治療についてですが、
慢性疲労症候群自体を治療するのか、
あるいは併発される精神疾患等を
治療するのかによっても
変わってくるものであると思います。

原因が不明な病気だけに、
これと言って完治させる方法もありませんし、
特効薬なども存在していません。

アメリカやイギリスでは、
早くから慢性疲労症候群の
食事療法についての研究がなされており、
実施されているようです。

( -疲労と食事- を参照)

また発症した患者への
研究をしているうちに、
患者の殆どが、
日常生活の中で強いストレスを
感じているとの研究結果が出たそうです。

原因不明の疲労が起こる
メカニズムの仮定では、
ストレスを感じる事によって
血中のNK細胞と言われている
ナチュラルキラー細胞の活性が低下してしまい、
活性が低下する事で免疫力が弱まっていき、
これが疲労となって
現れているのではないかと言われています。

またこのNK細胞の活性の低下は、
慢性疲労症候群の患者に
共通して現れているので、
根拠のある定説となっています。

しかしNK細胞の低下の原因となる
要因は色々とありますし、
慢性疲労症候群の全患者に
ストレスがあった訳でもないようですので、
決定的ではなく、
まだまだ研究が必要であると言えるでしょう。

慢性疲労症候群の治療は、
まずはストレスを知って、
ストレスと上手く付き合っていく
事なのかもしれませんね。

慢性疲労症候群の外来病院

慢性疲労症候群だと感じたら、
外来病院で診察を受ける事が必要ですが、
なかなか認知されている病症ではないために、
専門医でなければ対応が難しく、
あるいは他の病気出ると
診断されてしまう事もあるようです。

診察やカウンセリングを受ける前に、
色々と専門医の情報を
入手しておいた方が良いでしょう。

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インターネットでも慢性疲労症候群の
外来病院や専門医で検索して
口コミを知る事も出来るかもしれません。

普通の疲労や慢性疲労と言われる、
疲労症状とは全く違った
病気ですので注意が必要ですし、
まずは早期発見、早期治療が
病気の対応の基本ですので、
最寄の精神科や神経内科、
心療内科へ相談をしてみましょう。

もし慢性疲労症候群の
疑いがあるのであれば、
基準値の測定がなされると思います。

○大クライテリア(大基準)
・生活が著しく損なわれるような
強い疲労を主症状とする。
少なくとも6ヵ月以上の期間
持続ないし再発を繰り返す。
・病歴、身体所見、検査所見で
他に挙げる疾患を除外する。

この大クライテリアを満たすと、
次に小クライテリア(小基準)と、
その基準を満たせば、
症状クライテリア(症状基準)
を測定していきます。

その基準に該当するようであれば、
その時点で慢性疲労症候群
の疑いがあると診断されるでしょう。

また症状クライテリアと同時に、
身体所見クライテリア(身体所見基準)も
診断しますので、
それらに該当するのであれば、
専門医の指示に従って、
適切な治療を受けるようにしましょう。

 

慢性疲労症候群の改善

疲労と微熱

慢性疲労症候群の代表的な
症状として微熱が挙げられます。

平熱よりも僅かに高い程度の微熱が、
半年以上に渡って持続するか、
もしくは一旦熱が下がっても、
数日のうちに再発熱を起こす状態です。

また解熱鎮痛剤などを
服用するでしょうが、
熱があり下がらない事が多いようで、
この症状が見られる時も
慢性疲労症候群の
疑いがあると言えます。

熱が出て悪寒がする場合が多く、
普通に考えるとただの
発熱だと感じてしまいますが、
逆に暑く感じて汗をよくかいたり、
温度調節が出来なくなってしまい、
汗をかかなかったり、
大量に汗をかいたりするようです。

特に就寝中や朝起きた時に、
びっくりするくらいの寝汗を
何日も続けてかいている時には、
何かしらの病気を疑っても
いいのかもしれません。

通常の疲労の時にも
微熱が出る事もありますので、
疲労と微熱が密接な
繋がりがあると言えますし、
微熱が続いて激しい筋肉痛が
起きるのであれば、
インフルエンザか慢性疲労症候群
なのかもしれません。

微熱が続けば、当然精神的にも
参ってくるでしょうし、
食欲が落ちたり、
ヤル気が減退してしまったりと
身体的疲労と精神的疲労が
重なってきます。

そうなる前に、日常から体調や
心の心境がおかしいと感じたら
休息を取るように心がけなければいけません。

ちょっとした無理が、
色々な病症を生み出すケースもありますので、
無理をせずに体調不良と感じたら、
最寄の病院で
診察してもらったりしましょう。

ただの微熱だとの自己判断は、
ひょっとしたら大きな病気への
前触れを見落としてしまうのかもしれませんね。

慢性疲労症候群を漢方で改善

慢性疲労症候群という病気は、
未だ不明点が多く、
完治させる事は困難ですし、
特効薬ももちろんありません。

したがってどのように
改善していくのかと言えば、
まずは病気を知り、
病気と上手く付き合いながら、
その中で原因となりえるものを
排除していく事が必要です。

慢性疲労症候群には、
ストレスが主な原因では
ないかと言われていますが、
ストレスが原因となり他の病気や
症状を併発する事もありますので、
早期発見と早期治療が大切です。

原因不明な慢性疲労症候群ですが、
東洋医学的に言えば、
消化機能の低下による
体内エネルギーが不足している
状態であると言えますので、
それらの症状が現れている箇所に対して
漢方薬を処方して改善して
いくといった考え方をします。

どれが合うと言った事は言えませんが、
症状から考えた時に
慢性疲労症候群に対して
漢方薬を処方するとすれば、
補中益気湯(ホチュウエッキトウ)が
良いと考えられます。

別名、医王湯(イオウトウ)
とも呼ばれており、
胃腸の働きを整えて
疲労倦怠感等を改善していきます。

慢性疲労や日常感じる疲労とは違いますが、
身体的疲労とその諸症状、
あるいは精神的に発する
病気などで併発する事が多い、
ストレス性のアレルギー疾患や
免疫不全の改善を図るには、
この漢方薬を服用すると
効果があるかもしれません。

慢性疲労症候群とサプリメント

慢性疲労症候群には
特効薬がありませんので、
専門医から処方される薬を
服用する事になると思います。

よくサプリメントや漢方薬を
探して服用するケースもよく拝見しますが、
漢方薬は東洋医学で専門医が
処方してくれますので安心出来ますが、
自分で購入するサプリメントは
一体どうなのでしょうか。

安全性を疑うのであれば、
サプリメントに手を出す事は
お勧め出来ません。

あくまでサプリメントは
健康補助食品であり、
薬ではないのが一般論ですし、
よほど大きな企業でない限りは
心配の方が多いのではないでしょうか。

慢性疲労や疲労感、倦怠感の
改善目的で販売されるサプリメントは
あくまで慢性疲労用であり、
慢性疲労症候群は全く違う病気ですので
効果も期待出来ないのではないでしょうか。

しかし慢性疲労症候群には
コエンザイムQ10やビタミン類の摂取が
有効的であるとも言われており、
医師の処方する薬にも
含まれている事があるようです。

しかしなかなか効き目が薄いのですが、
これが実は保険診療で認められている
処方量では少ないからだと
言われているそうです。

そうなればサプリメントに
頼るしかないのでしょうが、
その先はあくまで
自己責任となってきます。

慢性疲労症候群にサプリメントを
使用する際には自己責任ですので、
注意して摂取すること、
出きれば事前に専門医へ
相談をした方が良いでしょう。

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