猫よけ対策と猫よけグッズ
猫よけって知っていますか?
猫はかわいいペットですが、嫌いな人も居ますよね。
猫が放し飼いにされていて、庭に勝手に入ってきて糞をしていくこともあります。
我が家は愛犬が居るので猫よけについて色々と考えてきましたが、猫は大きな音が嫌いだと言う話を聞きました。
ノラ猫と目が合っただけ、あるいは声を発するだけ、何か音を立てるだけでも、飛んで逃げていくことも多いですよね。
「猫は警戒心が非常に強い」という一般的な習性の表れでもあります。
実はこの習性も全ての猫には当てはまわるわけではありません。
庭に侵入してきた猫を声を張り上げて威嚇したり何かを叩いて大きな音で威嚇して一時的にその場は追い払うことはできますが、また戻ってきます。
人に慣れている猫なら、大声をあげようが、大きな音を立てようが動じない。
そんな猫に出くわした方もいるかもしれません。
猫が音にびっくりして逃げても、また戻ってくるのは、「その行為(音)に身(命)の危険を感じないから。」
「身の危険を感じる」というのは習性と言うより、動物的本能でしょう。
猫よけグッズである「センサー付ブザー」やなども一定期間後、結局慣れられて効果がなくなるのもこの理由からでしょう。
猫は基本的に肉食ですから、当然、防衛本能があります。
猫よけ対策
まずは、猫に対する保健所の対応についてお話しましょう。
動物愛護管理法の改定などで、簡単に捨てたり捕獲できる時代は昔の話です。
だから保健所に連絡したところで、対応はあまり期待できないのが現状です。
ところが実は、保健所の対応は地域によりまちまちで、多くの保健所は話を聞く程度で具体的な対策は行ってくれません。
ただ一部地域では徹底的対策を行っているところもあるようです。
例えば、中国地方にあるある市では、捕獲器を貸し出しているところがあります。
そして、
猫を捕獲して、決められた日に保健所に持っていけばボランティアの方が引き取ってくれる。
というものです。
おそらく賛否両論のある方法だと思います。
同じように山口県でも捕獲の行政サービスを行っていたところ、愛護団体の猛抗議で廃止されたと聞きます。
被害状況がひどい場合は、まずはお近くの保健所に相談することをおすすめします。
対処してくれない場合は、もうどうしようもありません。
行政が悪いわけではなく、法律があるからと考えてください。
でも、無責任に餌付けをする人や、マナー意識の低い飼い主などは口頭などで注意する程度のことならやってくれるでしょう。
続いて、猫のトイレについてお話しましょう。
猫はトイレなんて教えなくても砂のようにかくことができるものさえあれば 、そこでするようになります。
もちろん清潔で静かな場所ですね。
ブリーダーさんから猫ちゃんを迎え入れた場合は使用済みの砂を少し分けてもらい、新しい砂の中に入れておきます。
問題となるのが発情期を迎えた雄猫でしょう。
(ごくまれに雌猫もスプレーするそうです)
スプレーの躾は相当頑張らないと難しいようですが、根気よく躾ればトイレだけでスプレーするようになる場合もあるみたいです。
※スプレーとは雄猫が交配可能になってからするホルモンを含んだ尿のことです。
人間の鼻にはひどく臭く感じられます。
ですが、スプレーは猫の本能に基づいた当たり前の行動なのです。
確かにスプレーをしない猫というのは飼い主にとってすごくありがたい存在だと思いますが、なるべくだったらキチンと去勢してあげたほうが猫のためにも良いと私は思います。
次に、猫の噛み癖についてお話しましょう。
書籍を読むと、猫の噛み癖の原因として、病院に行った時にワクチンを注射されたとか、なでられている途中で、急に人間が立ち上がり落とされたとか、猫は嫌な思いは絶対に忘れないので、恐くって噛む場合もあるとか。
また乳歯がかゆくって甘えているのもあるように思います。
知人は、ペットフードメーカー主催の猫の相談室へ電話で相談。
3社くらいに聞いた結果、目新しい案は手にからしを塗りなさいというだけとの事でした。
でも、からしを塗る暇はないですよねぇ。
可哀相ですし。
あと、首ねっこを押さえつけて床にふせさせるというものもありました。
次にペットショップに相談したところ、ゲージと多頭飼いを薦められたらしいです。
猫の種類によっても違いがありそうです。
アビシニアンって他の猫種より自我が強いです。
飼い主と自分を同等を思う仔が多いように思えます。
猫はケンカの時に後肢を噛まれたほうが負けだという事なので、飼い主のほうが上位ってことを叩き込むんだそうです。
ただ、この方法は神経質なタイプだといじけてしまうんじゃないでしょうか?
猫よけの方法
猫よけにペットボトルを使っているのをよく見かけることってありませんか?
私の住む町には野良猫がとても多く、その被害もとても深刻です。
猫や犬の糞や尿の臭いは夏場になると耐え難く、町内会で毎月第3日曜日に臭い対策として道や壁に水をまき掃除しています。
さらに、猫よけ用にペットボトルに水を入れたものを道路わきにこれでもか!というくらい置いてあります。
きっとスーパーにおいてあるペットボトルの数より多いと思いますよ(笑)
猫よけに水入りペットボトルが有効だという噂はよく知られていますよね。
でも、私には猫よけにペットボトルが効果的とは思えません。
だって、猫よけ用のペットボトルが付いた電信柱の近くに猫の物と思われる糞が落ちていたり、人間をあざ笑うかのようにペットボトルに近づいて遊んでいる猫がいるのです。
もし本当にペットボトルが猫よけに効果的なら、野良猫の数が減って、毎月の掃除もしなくて良くなるはずなのに一向にその気配はありません。
でも、猫よけのペットボトルをなくさないのは、今以上に猫の被害が増えることへの恐れなのだと思います。
ある意味、自己満足の世界ですよね・・・
定期的に新しいペットボトルに交換する作業も結構大変だし、毎月収めている町内会費で猫よけグッツを購入してくれればいいのですが・・・。
いったい毎月の町内会費は何に使われているんでしょうね???
今じゃ超音波を使って猫よけしている家もたくさんあるというのに、未だにペットボトルにこだわる我が町。
火事になったらどうするんでしょうかね・・・??
毎年1台ずつでもいいから超音波の猫よけを購入して、綺麗な町にして欲しいものです。