お役立ち情報NAVI

生活、ビジネス、健康等の色んな情報を発信します。

生活

若年無業者の就労支援をしていた時に出会った彼の壮大な夢とは?

投稿日:2021年1月11日 更新日:

若年無業者の就労支援をしていた時に出会った彼

若年無業者の就労支援をしていた時の話は少し前の記事でお伝えしました。

若年無業者の就労支援をしていた時に気づいた事や問題点など語ります

その時に出会った彼が少しずつ心を開いてくれて壮大な夢を語ってくれたことをお話します。ズバリ!その彼が語った夢とは
「自ら命を絶つ人を減らす活動や講演がしたい!」
でした。

 

当時ニート君の生い立ちと彼に出会った頃の話

彼は普通の家庭で生まれましたが幼少期にご両親が離婚されました。
母親に引き取られて数年後、母親が再婚されて新しい父親との間に弟が出来ます。

彼が当時の事を話してくれましたが、「自分だけ違う家族の様な気がした」そうです。

その後は高校まで進学しましたが、16歳の時に父親と口喧嘩になり数か月後に高校を中退しました。

私が出会ったのは彼が26歳でしたから、高校中退してから10年間は殆ど自宅の部屋にこもったままの生活を送っていたことになります。
社協の人に促されて渋々と私との面談に来たわけですが、最初は殆ど口を開きませんでした。

好きな芸能人は?好きな音楽は?好きなスポーツは?漫画とか読む?ゲームはしない?車やバイクに興味は無い?食べ物で一番好きなものは?
彼の回答は全て「いや、別に・・・」でした。

私は自分自身の事を色々と語りました。
子供の頃の事や学生時代の事。
達成して嬉しかったことや挫折して悔し涙を流したこと。
多くの失敗談や少しだけ悪い事をして見つかり両親を泣かせたり叱られた事。

面談は1時間なのですが、数か月後には彼も少しずつ話をするようになりました。
次の面談予約が無いときは、気づいたら彼が3時間くらい喋りっぱなしという状態になることも。

そして、そろそろ就労の話をしようと思い
「○○君は何かしたい仕事とかやりたい事ってない?」

彼は言いました。
「撲、自分で命を絶つ人を減らす活動や講演がしたい」

自分が引きこもりになって何度も自ら命を絶とうと考えた事がある。
だけど何とか踏みとどまる事が出来た。
自分は自ら命を絶とうとする人の気持ちがわかる。
だから今、自ら命を絶とうと考えている人に色んな事を伝える事が出来る。

 

彼の夢を叶えるための道筋づくり

私は彼に何度も言いました。
「言ってることは立派だしごもっともだけど、そもそも名前も知られていない人が講演するって言われても誰も聞きに来ないと思うよ。」

しかし彼は更に熱く語ります。
「今、引きこもっている人や自ら命を絶とうと考えている人の心を理解して話が出来るのは僕しかいない!僕が彼らを救ってやりたい!」

もう何を言っても彼の考えは変わらないと思いました。

そこで私が彼に提案した道しるべは次の流れです。

「わかった。じゃあ、いつか必ずそんな講演をして多くの人を助けよう!その前に○○君の知名度をあげないといけないね。その為にはまず、この市の市長になろう。市長になるには選挙に出て勝たないといけないから、多くの支持者が必要になるんで自分の名前をアピールしながら人に感謝される事をしよう。」

目標に向かって逆算して計画を立てました。

「自ら命を絶とうとする人を減らす活動や講演をする」
「そのために、まずはコノ市の市長になる」
「市長になって色んな制度改革や講演を通じて目標を実現する」
「市長になるには多くの支持者が必要になる」
「多くの人に感謝されながら自分の名前を知ってもらおう」
「そのために、自分が出来る事は何があるか?」

彼は10年間も引きこもりだったので力仕事は向いてません。
細かな作業も得意ではありません。

私が提案した職種は「介護」でした。

身体が不自由であったり認知機能が低下して上手く行動が出来なくて困っている人を助ける仕事をしつつ資格を取って、高齢者を含む多くの人に感謝されながら自分を知ってもらう行動をする事。

その後、ハローワークの方の助言も参考にしながら介護施設をピックアップし、繰り返し履歴書の書き方の指導から何度も面接練習をして無事に某施設に就職しました。

その後、彼は家を出て一人暮らしを始めて頑張っていると聞きました。

実際には実現できるかどうかわからない凄く大きすぎる目標ではありますが、その目標に向かって頑張っている彼を応援し続けたいと思います。

-生活
-, ,

Copyright© お役立ち情報NAVI , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.