今回の記事では
西九州新幹線の所要時間とルートについて
ご紹介したいと思います。
西九州新幹線は2022年9月に開業しました。
西九州新幹線の開業には
以前から色んな疑問が多かったのも確かです。
それは、乗り換えなしで
博多から長崎まで一直線じゃないという事や
在来線との並行なので
果たして上手くいくのかどうか?
西九州新幹線の所要時間やルートについても
色んなサイトに出ていますが
まとめてみましたので
最後まで読んでいってください。
西九州新幹線の所要時間と「かもめ」の名称
西九州新幹線の開業日を
2022年9月23日(金・祝)と発表しました。
西九州新幹線は、
武雄温泉・長崎間の約66kmを走行します。
武雄温泉駅で同じホームで乗換する
「対面乗換方式」を利用します。
博多・武雄温泉間を運行する
在来線特急列車「リレーかもめ」から
ホームを降りてすぐの新幹線「かもめ」への乗換によって、
博多~長崎間は最速で約1時間20分となります。
既に書いていますが、
新幹線の名前は「かもめ」です。
かもめ」は1961年(昭和36年)10月から
長崎行きの特急列車として運行されており、
その歴史は佐賀や長崎の方ならは
一度は聞いたことがある名前で親しみもあることでしょう。
西九州新幹線のルート
西九州新幹線は
佐賀県の武雄温泉駅から長崎駅までの区間になります。
この西九州新幹線の開業にあわせて、
新しい駅が2駅できます。
嬉野温泉駅と新大村駅です。
つまり、
武雄温泉駅 ⇔ 嬉野温泉駅 ⇔ 新大村駅 ⇔ 諫早駅 ⇔ 長崎駅
の5つの駅からなります。
武雄温泉駅、諫早駅、長崎駅は
既存駅への乗り入れですね。
でも、よく考えると、
博多から長崎に新幹線で行こうと思ったら、
博多駅から新幹線で新鳥栖まで行って
特急に乗り換えて武雄温泉駅まで行き、
またまた乗り換えて長崎に行くって事になります。
乗り換えありで30分の時間短縮って
アリでしょうか?
まぁ、「時は金なり」って言いますから、
たとえ30分でも貴重な時間だとは思いますが、
ビジネスで時間に追われている人以外は
現行の在来線特急を使う人の方が多そうな気がします。
西九州新幹線に対する佐賀県の対応
博多までの”本線”とつながっていない
孤立新幹線となってたまま開業を迎える西九州新幹線ですが、
新鳥栖駅から武雄温泉駅までの間は
在来線特急を使う事になります。
ここからは私の個人的な意見になります。
この西九州新幹線の開通を望んでいるのは
JR九州と長崎県だと思います。
JRとすれば
新幹線は在来線と比較するとドル箱路線です。
ですから、高速道路や高速バスや
飛行機などに対抗するためには
必要な事業だと思います。
一方、長崎県としては
県内には新幹線が通っていません。
長崎空港も市街地からは遠いです。
長崎県は九州でも有数の観光地であり
ビジネスの拠点でもありますから、
新幹線が開通することで
地元の経済も活性化させることが
出来ると考えているのでしょう。
逆に佐賀県からすると、
佐賀と博多の間は現在の特急で十分です。
九州新幹線の駅も鳥栖にあるので
新しく新幹線を作る必要が無いと
考えているのではないでしょうか?
又、長崎新幹線を新鳥栖駅から佐賀駅を経由して
武雄温泉駅まで繋げ、
そして嬉野温泉に行ってしまうと、
在来線の長崎本線を走る特急が当然減ります。
私の父の里でもある佐賀県鹿島市なんかは、
大反対していました。
実際、佐賀県にとって
メリットと感じる要素がありません。
とはいえ、
開業が2022年9月23日と正式に発表されたので
西九州新幹線は開業されます。
今後の動きに大いに注目です。
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西九州新幹線の所要時間とルートまとめ
いかがでしたか?
個人的な意見になりますが
西九州新幹線の所要時間については
今と比べると早くなることは間違いないんですが
劇的にかと言われると微妙な感じがします。
開業当初は珍しさもあって
利用者も多いかもしれませんが
数年後にどうなっているのかが見ものです。
また、博多駅から長崎まで
直通で行けるようになるかによって
需要も変わってくるのかもしれませんね。
それでは以上で
西九州新幹線の所要時間とルートについての
まとめを終わります。