コロナウィルスの影響で逆に儲かったと思われる業界
2020年は新型コロナウィルスの影響で大きな打撃を受けた企業がたくさんあります。
旅行業界やホテル業界はもちろん、飲食店・サービス業・イベント施設等も多大な影響がありました。
交通機関も利用者が減り、減便になった路線も多いと聞きます。
そんな中、「ピンチをチャンスに変える」というより「風が吹けば桶屋が儲かる」状態の業界もあります。
パッと思いつくのは、「フードデリバリー業界」「マスク・トイレットペーパー」「ゲームセンターを除くゲーム業界」「テレワークを利用するためのパソコンや通信業界」「ネットショップ」などなど。
そして、プラスして「出版業界や本屋」「体温計や電池」「空気清浄機」「ハンドソープ」「○○ペイなどのネット決済システム」余談ですが、「コンドーム」です。
他に、私の知人がミシンの会社を経営しているんですが、通年の○倍の売り上げになったとの事です。
自宅で裁縫をしたり手作りマスクの影響なのでしょうか?
○○業界は儲かっている?
よく聞かれるのは「宅配や衣料品などを配送してるから運送業界は儲かってるんじゃない?」って事ですが、業界全体で見ると決してそうではなくて、飲食店に食材を運んだり工場へ部品を運ぶ会社は飲食店が店を閉めていたり工場が稼働していない状態の場合が多く、運ぶ物量は減っている状態です。
同時に運送会社もコロナ感染予防のため従業員の出社を制限しているため、決して潤っている業界とは言えません。
逆に先日ラジオで言っていたのですが、車の販売台数は伸びているとの事です。
工場が止まって生産数が落ち込んでいるのではと思っていたら逆なのです。
これは次に様な理由が考えられます。
・感染予防のため公共交通機関を使わずに車を利用する。
・遊園地などのパーク施設ではなく郊外にドライブに出かける。
・車で出かけてキャンプやバーベキューをする。
・1人10万円が支給されたので車でも買おうかと購入に踏み切った。
自動車メーカーは、性能や安全性や装備が云々と言っていますが、個人的にはそういった理由ではなく流れの中で購入に至っているのだと思っています。
コロナ収束後の経済について
コロナが「終息」することはなく、「収束」した場合について考えてみました。
仕事に関しては、可能な企業はテレワークが主流になると思います。
新型コロナウィルス感染防止のための移動制限や接触の回避等をきっかけにして、一般に言われる「デジタル化」が推進されます。
デジタル化の普及によって、「人と人との不要な接触の削減」「遠隔によるサービス提供」「ペーパーレス時代に突入」が実践されるでしょう。