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花粉症対策と花粉症治療について

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花粉症で悩む人が増えています

花粉症の人にとって花粉の飛び散る時期は大変な時期です。

私の奥さんも花粉症で、常に薬局で薬を買っていますし、職場で隣に座っている人も花粉症という事で何度も目薬をしています。

花粉症の対策や治療法の情報が多く出回っている中で更に花粉症患者が増えていると言われています。
以前は花粉症と言う言葉さえも無かったのですが、年々増えていった原因を考えてみたいと思います。

花粉症患者が増えた原因は大きく分けて2つあります。

1つ目は、戦後の復興のために成長の早いスギが全国各地で植樹されました。

スギが伐採されて木材として使われていたときは全く問題が無かったのですが、外国から安価で木材が輸入されるようになり国内のスギの流通量が極端に減っていったのです。

その結果、スギ林が放置された状態となり、花粉をつけてどんどん成長していくことになったのです。

2つ目は、大気汚染特が原因と言われています。
車社会になり、乗用車は一家に一台から一人一台の時代になっています。
そして、ディーゼルエンジンから排気される粒子が、花粉症を発症する原因になることも分かっているのです。

ですから交通量の多い都心部に住む人は花粉症に対しては特に要注意と言えるでしょう。

花粉症のためだけでなく、大気汚染問題に関してはCO2削減など真剣に取り組んで考えていくことが必要だと思います。

 

花粉症について

今では一般的に知れ渡っている花粉症ですが、花粉症という症状はいったい何時ごろ発見された症状なのでしょう?

日本で初めて花粉症患者を発見したのは1963年まで遡ります。
ですから、戦前は花粉症の存在さえ知られていませんでした。

その後、花粉症関連の著書を著している耳鼻咽喉科の三好彰(みよしあきら)先生の研究グループが疫学調査のデータを核にして、様々な文献から花粉症のルーツについて調査しました。

そこで、日本人の国民病ともいわれる花粉症のルーツはイギリスにあることが分かったのです。

その調査では、19世紀の始め、イギリスの農民が牧草を刈り取り乾燥させるためにサイロに放り込むのですが、その際に目・鼻・喉にかけて強烈な痛みや痒み、涙、くしゃみ、鼻水、咳などが止まらなくなるという症状が起こったのです。

これらの症状に熱が伴ったことから「枯草熱(hey fever)」と呼ばれました。

これを初めて医学的に報告したのはイギリスの学者J・ボストクという人です。

そしてイギリスの医師C・H・ブラックレイは、枯草熱はイネ科植物の花粉が原因だということを突き止めたのです。

そしてこのときから枯草熱は花粉症と呼ばれるようになりました。

 

花粉症の歴史の中で重要な事があります。

それは、戦後の復興のために大量のスギが植樹されたのは、花粉症患者が増えるワケで説明しましたが、発症者増加の原因は実はそれだけではありません。

これも戦後の復興に関連していますが、高度成長期に代表される大気汚染です。

特にディーゼル車の排気粒子の主成分を常時吸い込んでいると鼻の粘膜が傷つきやすくなり、IgE抗体の生産を増加することが証明されています。

また、アスファルト上に舞う花粉が土に還れずにビル風や車に何度も巻き上げられ、私たちがその花粉を何度も吸い込むことになり、悪循環に陥っているという現象があるのです。

コレも花粉症に影響を与えていると言えるのです。

 

 花粉症とその他症状の違い

花粉症なのか風邪をひいたのか症状的にわからない事がよくあります。
ココで、花粉症と風邪の違いについてお話してみます。

風邪の場合のくしゃみ・鼻詰まりが続く期間は、概ね1週間程度になります。

風邪もヒドく無い場合は、しっかりと1日、休養や栄養を採れば完治する事もよくあります。

しかし花粉症の場合のくしゃみや鼻水は1週間程度では終わりません。
だいたい、2~3ヶ月にもなります。

又、同じ鼻水でも風邪の場合は、初めは水のようですが、段々と粘りが出てきて膿の様になってきます。

目の痒みは花粉症特有の症状であり、風邪の症状にはありません。

では、熱はどうでしょうか。

風邪の場合は40℃になる場合もありますし比較的高熱を発しますが、花粉症の場合は微熱程度です。
又、風邪は下痢の症状を伴うことがありますが、花粉症の症状は基本的に首から上に集中します。

大きな違いとして認識されているのが風邪の症状は天候に影響を受けることはありませんが、花粉症の症状は晴天で風邪の強い日は特に悪化し、雨の日や夜間は比較的治まります。

このような症状の違いに注目すれば風邪か花粉症かの見当はつきますが、最終的には病院で診察を受けることが一番です。

花粉症だけに注目しがちですが、それ以外の病気も深刻であり、花粉症はそれらの中に相対的に存在する一つの病気だということを認識することも必要です。

主な症状として、連発するくしゃみ、多量の鼻水・鼻詰まり、目の痒み・充血・流涙などがあり、日常生活に支障を来すほどに
症状が酷いケースも稀ではありません。

「くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目の痒み」は花粉症の4大症状といわれます。

ココで花粉症とアレルギーを対比して考えてみます。

【花粉症】
ある種の花粉を吸入するためにおきるアレルギー性炎症。
鼻炎・くしゃみ・喘息(ぜんそく)・結膜炎などを伴う。
原因として春のスギ・ヒノキ、初夏のオオアワガエリ、
秋のブタクサ・ヨモギなどの花粉が知られている。
枯草熱とも呼ばれている。

【アレルギー性鼻炎】
アレルギー性鼻炎は季節性と通年性に分けられ、季節性のものを花粉症といいます。
花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)のアレルゲンは、スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギ、シラカバなどです。
これらの花粉は1年中ないので季節性といいます。

一方、通年性は慢性鼻炎と呼ばれ、アレルゲンは季節とは関係のないダニ、ハウスダスト、動物などが挙げられます。

他にはペットの毛やカビの胞子など、多種に及びます。

 

花粉症の注意点

花粉は、晴れた日に高さ10mの開花直前のスギの木をビニール袋で被って花粉を全部採集したところ、その重さは2kgにもなったそうです。

この計算から、高さ15mのスギの木からは3kgの花粉が取れることになります。
また、スギの花1個の中に13,200個の花粉があるといいます。

そして枝1本に75,000個以上の花がつくといいます。

つまり枝1本に9億9千万個の花粉があるということで、ゾッとしてしまいます。
スギ花粉の量は前年の7~8月の日照量によって推定予測されます。

どの植物も光合成をして生きているので、最も日照量の多いこの季節に曇りの日や気温の低い日が多ければ花粉の量も少なくなります。

 

花粉症に対して良くない事は極力避けて生活する事が花粉症予防であり、花粉症対策となります。

まず、鼻粘膜を刺激するものは控えた方がいいでしょう。

鼻の粘膜を刺激するものといえばタバコが挙げられます。
タバコの害は花粉症のみならず、肺がん等の病気にかかりやすいと言うことは誰でもご存知だと思いますし、「百害あって一利なし」と言われていますね。
タバコの煙は花粉症で敏感になっている鼻の粘膜を更に刺激し、症状を悪化させる原因になります。

刺激性の強い香辛料(唐辛子、コショウ、ワサビなど)も鼻の粘膜を刺激するので、出来る限り控えましょう。

では、アルコールはどうでしょうか。

少量のアルコールは食欲を増進する効果がありますが、コレも摂り過ぎると良いことはありません。
アルコールは鼻に充血を起こすため、鼻詰まりの症状が酷くなってしまいます。

また、抗ヒスタミン薬を服用してからアルコールを摂ると吸収が速くなり、眠気の副作用が強く出ることがあるので注意しましょう。

 

花粉症をはじめとするアレルギー疾患は、遺伝要因と環境要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
又、家族の中で複数の花粉症患者がいる場合、花粉症の多発家系と言うことが出来るでしょう。

「アレルギー体質」というのは遺伝的に決まっていて、遺伝するアレルギー体質を一般には「アトピー」と呼びます。

「アトピー」で連想するのはアトピー性皮膚炎で、その症状はカサつく皮膚ですね。
それに喘息・鼻炎・花粉症などを伴うのです。

そしてアトピーの患者さんは血液中のIgE抗体値が高いのが特徴と言えるでしょう。
これは、アトピー性皮膚炎や喘息などの疾患がある人は、体質的に花粉症になる可能性が比較的高いということなので注意が必要です。

しかし、花粉症の原因は様々な要因が重なって起こる症状なので、仮に自分の家族の中に花粉症の人が居るからとか、自分はアトピー性皮膚炎だからという理由で花粉症になるのではといったことを悩んでいても何の解決にもなりません。

最も大切な事は花粉症予防策をしっかりと考えることのです。

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